風頭山公園を出て、亀山社中まで行くまでの道の途中にある石碑です。亀山焼窯は文化4年(1807)に幕末のオランダ船の注文により、大神甚五平を中心として開窯したと言われています。オランダからの注文は水瓶が主でした。国内用として碗、蓋物、小碗、小坏、皿、鉢などの作品があり、これらは長崎を訪れた文人墨客に愛され、御用陶器所にも指定されていました。オランダからの受注減少により閉窯。亀山は地名で、この窯跡地に亀山社中が設立されました。この窯跡ですが11室あった焼成室のうち、4室が確認されています。
場 所 |
---|
長崎市風頭町 |
アクセス |
長崎駅前東口バス停から風頭山行きに乗車し、終点・風頭山バス停まで約30分。 |